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  • 相談所物語

2020.06.20

学童保育の施設があった為、パートを続けられた・・・話【NO.135】

 良春(仮称)は、マイホームを建てる計画で
夫婦共働きで頑張った。
 しかし、5才と7才の子供を育てながらは大変だった。

 長男が生まれたのを機会に、マイホーム資金の為に財形貯蓄を始めた。
 あと3年で500万になり、頭金になると考えていた。

 そこへ、運良く、近々学童保育の施設が開校するとの情報が手に入った。
 保育時間も延長だと8時迄面倒を見て貰えて、土曜日も6時迄となっていた。
 彼は早速入校を申込んだ。

 3年後のマイホームの為、間取りのプランの検討に入った。

 良春夫婦のように10年計画でマイホームを考える人は
少なくなっているらしい。
 アパートの家賃並みの支払いと同じだからと、簡単に考えている
人も多い。
 バブルが弾けた昭和62年の住宅金融公庫(現・住宅支援機構)の
金利は4.2パーセントでした。
 所謂、貸せば貸す程赤字が増える0.2パーセント逆鞘だったのです。

 住宅ローンの金利一覧表を見れば、2パーセント台は
一時的なものであることが判ります。

 若い人達は、変動金利と固定金利の違い、元利均等と元金均等の違い、また繰り上げ返済等々理解にバラ付があります。

 身近にいる不動産業者や建築会社に相談し20年乃至30年に及ぶ
住宅ローンを慎重に考えることが大切です。

 物が高い安いという判断は、応々にして、
物事を見誤らせる場合があります。
 要は、信頼できる人・会社が重要です。