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10ヶ月以上家賃を支払わない為、保証人に請求した所、拒否された・・・話【No.173】
秋夫(仮称)は、アパートを3棟所有していた。
ある部屋の入居者が、家賃を滞納してから4ヶ月たった。
催促しては「払う」と言いながら遅れ遅れ2ヶ月分の
家賃が入ったのが最後に滞納額が増えている。
「保証人さんに請求します」と言うと、「ボーナスが入るので
それ迄保証人には言わないで」と懇願され我慢して来たが、
その後しばらく待っても入金されなかった為、保証人に請求書を
送ったところ、逆に激怒されてしまった。
「このような時には、保証人にすぐ通報すべきです。10ヶ月
経ってからでは支払出来ない。保証人にはならない、破棄します。」
との事だった。
法定更新が保証人に永遠の保証を求めているのではなく
一定の期間を保証するのであり、問題を起こさない為には、その都度
確認すべきでしょう。
更新後の契約は個別の契約であるとして、保証人の責任を否定する
考えもあります。
それぞれの立場で争うことのない様に契約の解除について
打合せをしておきましょう。
「保証人」と「後見人」との考え方によっても、対応は異なります。
参照 借地借家 26・27