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新築間近の家に入居出来なくなった・・・話【No.174】
春夫(仮称)は、地鎮祭の時の緊張を思い出していた。
これから始まる家族の船出を神様にお祈りした。
ある日、知人から「新聞を見たか?」と言われ
ページを開くと、なんと、彼の発注した会社が「倒産」と
載っていた。
先日、大工さん、監督さん等と打合せをしたばかりだった。
皆、社長に騙されたのだった。
「天国から地獄となった」
ネットで、弁護士を調べ、対策を練った。
そして裁判所へ仮処分の手続きを申し立てた。
振り返ってみれば随分と値引サービスをしてくれた。
仕入には原価もあり、限界もあるはず、もっと慎重に
なるべきだった。
ともかく、マイホームを建てるという目的を達成する為に
どうすれば良いか、考えを変える事にした。
民法上契約には債権者主義、債務者主義があり、少しでも
欠損にならない方法をと考えた。
契約締結時の約款には、大事な事が書かれているのです。
債権者主義、債務者主義はそれぞれの主張によって
異なってきます。
請負業者が倒産した場合、弱い立場の施主を守るのが・・
良い業者でしょう。
その為には、施工実績であり、その会社の良い評価であり、
施工に対する保険等です。
参照 民535・536・634